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(他の流通名:バッファローストーン・オーロラライト・コーライト)

アンモライトとは約2億5千万年前から6千5百万年前(中生代)に生息していたアンモン貝(アンモナイト)が化石化し、その表面に霰石[CaCO3(天然炭酸カルシウム)/モース硬度3.5〜4.0/比重2.95/屈折率1.530〜1.685]が薄く(約1〜2mm程度)付着して、虹色(イリデッセンス効果)の閃光を発するオパールの様な輝く宝石鉱物とされます。産地はカナダアルバータ州南部レスブリッジ周辺やマダガスカルで採掘されますが、多くはカナダで産出されるものとなっています。世界で初めて発見したのはブラックフットインディアンとされ、これを持つものに「強力なパワーと幸福を招く」とされ、神秘的なものとして古来より用いられ、現在も貴重な希少鉱物として市場で取引されています。また、先住民においては陰の気(消極的エネルギー)を除去する働きがあるとされ用いられていました。閃光色は赤色/オレンジ色/黄色(金色)/緑色/黄緑色が多く、青色や紫色は非常に少なくなっています。アンモライトは非常にもろいため、取り扱いには注意が必要です。一般的な加工物は合成樹脂やプラスティックなどで硬度を補って、(硬度約6〜8程度)ペンダントなどで用いられています。アンモライト自体を超音波洗浄、酸性液洗浄、漂白洗浄等で洗うことは禁物とされます。また、採掘量が限られているため、非常に希少で貴重な珍品といえます。


霰石(Aragonite/CaCO3)

モース硬度 3.75
比 重 2.95
屈 折 率 1.6075








オパール(蛋白石)とは透明または不透明なガラス状光沢を示すケイ酸鉱物です。光線の角度や強弱によって様々な色に輝くオパールは特に人気があり、宝石鉱物として高い評価がされています。この鮮やかに輝くことを遊色効果と呼びます。無色透明のものからピンク色、乳白色、土褐色、黄色、緑色、青色と様々な色のオパールが存在し、宝石鉱物の中では珍しく、水分を含みます。モース硬度は約6程度と一般の鉱物と同様に硬さは軟らかすぎず中程度といえます。主産地はオーストラリア・メキシコが有名です。日本では組合が定めたトルマリン(電気石)とローズクオーツ(紅水晶)と共に10月の誕生石として広く認識されています。当方では上記のピンク色・青色・緑色・土褐色・無色透明・黄色・乳白色の全ての種類を扱っております。






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